【悪夢の民主党政権】韓国のUAEへの原発建設は、民主党政権が続いていれば日本国民に大きく不利益になっていた。追記

韓国が流出したと嘆いている原発の技術は、流出した日本の技術を参考に韓国が独自にアレンジした劣化版。それで原発を建設されたUAEは怒って当然。

韓国がUAEと原発建設を契約した当時の報道では、

韓国電力公社(KEPCO)率いる韓国企業中心のグループが、アラブ首長国連邦(UAE)で原子炉4基を建設する200億ドル(約1兆8300億円)規模の契約を獲得。
KEPCOのによると、UAEで初の原子力発電所の建設を受注したグループには、韓国の斗山重工業と現代建設、サムスンC&Tのほか、東芝傘下の米ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)が含まれる。

首長国原子力公社(ENEC)の会長は別の文で、「今回の大掛かりなプログラムでKEPCO連合は政府との連携に必要な条件を最も満たしている」と説明。
KEPCO連合は今回の入札で、欧州最大の電力会社フランス電力公社(EDF)や米ゼネラル・エレクトリック(GE)の各企業連合に競り勝った。
ENECによれば、今回の契約に「含まれない部分での協力の可能性」で、引き続き他の入札企業と交渉するという。
KEPCO連合は1400メガワット級の商用原子力発電所の設計と建設、運転支援を行う。
完成は2017-20年の予定。

と当時、報道されていた。

その時に韓国が契約した内容
1.原子炉186億ドルのうち100億ドルの融資。
2.原子炉稼働事故保険60年保証。
3.故障時の修理回復保証。
4.運転、燃料供給等の完全管理。
5.原発の韓国軍による駐留警備。
6. UAE現地に作る(新古里3号機型)原発モデルがきちんと韓国で建設され、安全に運転されていることをUAEに証明すること。
7. 2015年を期限とし、違約の場合は原発輸出違約金を支払うこと。
8. 2015年7月までに新古里3号機が建設され、安全だと証明しないと、 原発輸出違約金を支払わなくてはいけない。

上記の条件で契約

何故こんな大盤振る舞いが韓国に出来たのか?

2009年は日本で民主党が自民党を破り政権を取った年であった。
韓国大統領李明博は公式にも非公式にも日本乗っ取り完了と発言し、李明博絶頂期で、 在日60万人が日本を征服したとか宣言し、これからは韓国に金の心配はない、みな日本に出させるからと公言していた。
 実際に、100億ドルの融資資金は日本からの予定で、建設は日本の東芝・ウエスティングハウス連合があたるとし、保証、管理、メンテナンスも彼らが行うという入札だった。

 ところが受注が先行し、東芝への建設条件の提示があとになり、60年というあまりの長期保証条件に東芝グループが撤退。
これは韓国の想定済みで、受注契約さえ取ってしまえば日本企業は関係無しで、韓国企業で手抜き突貫工事で利益を出そうと考えていた。

ところがここから笑い話しがはじまる。
 日本企業が建設から手を引いたためロイズ保険が引き受けを中止した。
日本企業は、保険料は払うが、ほとんど保険を使ったことがない企業ばかりで、最も保険会社から好かれているので、ロイズのような世界一審査の厳しい保険会社でも喜んで日本企業と契約をします。
 
このロイズが建設の主体が韓国企業となると、保険の査定作業もせずに即撤退。

保険でもめている韓国に、保険を結んでくれる保険会社が見つかるはずもなく、無保険状態。
186億ドルの無保険プロジェクトに融資する金融機関などありえないので、この時点で原発建設は不可能となり、工事中止。
残念ながら話は止まるはずもなく、ここで出てくるのは、韓国が払うことになる違約金。
で、下記の条件が追加になる。

1、UAE現地に作る(新古里3号機型)原発モデルがきちんと韓国で建設され、安全に運転されていることをUAEに証明すること。
2、2015年を期限とし、違約の場合は原発輸出違約金を支払うこと。

ところが、その原発モデルの部品不正疑惑でケーブルが基準に達していないことが判明。汎用タイプでなく、独自タイプなので、そのタイプのケーブルをどこも作っていないため、ケーブルを作るところは世界中になくあらためて作る必要がある。

完成のメドがたつはずがないので、国際間の約束を簡単にチャラにする韓国人らしいやり方で。文大統領が、李元大統領時代の約束をチャラにしようとしたが、日本にように他の国は甘くなく、即効で土下座したのでしょう…。

ここで注目したい深刻な問題は、UAEに貸し出す100億ドルを用意するのが容易でないということ。
今まで輸出入銀行が海外電気発展プラントで貸し出しした輸出金融規模は今まで計10ヶ国への21億ドルが全てであり、今回の貸し出しの規模が前例がないほど大きく、貸出期間が28年ととても長い。

韓国の規模では完全に不可能な話しですが、あまりにもUAEの対応が怖かったのか、韓国輸出入銀行は、日本のみずほ銀行と契約を結び、5億ドル(約487億6000万円)を借入期間5年で借り入れ、金竜煥頭取がみずほ銀行本店で佐藤康博頭取と会い、金融契約書に署名したと発表しているので、命だけは助けてもらったのでしょう。

民主党政権時代は悪夢の時代と言われていますが、自民党政権になり、やっと目が覚めた時に振り返ってみれば、日本は魑魅魍魎が支配する地獄だったということです。

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