トランプ大統領のロシア疑惑とは、クリントン・バイデンの共謀の濡れ衣。

ウォロディミル・ゼレンスキーが次期ウクライナ大統領となるべくペトロ・ポロシェンコに圧倒的大差で勝利を収めた驚異的な選挙結果で最も恩恵を受けるのは、プーチン大統領とトランプ大統領です。

両者共に、すぐさまゼレンスキーに電話して、祝辞を伝えました。

というのもゼレンスキーの勝利は、オバマ゠ヒラリー・クリントン政権がウクライナに押し付けた、国を分断するエスノナショナリズム的つまりナチズム的な諸々の政策が完全に拒否されたことを意味しています。

その標的の中心はヒラリー・クリントン、トランプを破滅させるべく2016年のアメリカ大統領選挙に干渉しようと、ウクライナと違法な共謀を行なった人物です。

本当は「ロシア疑惑」じゃなくて、「ウクライナ共謀」

この選挙でのウォロディミル・ゼレンスキーの驚くべき勝利は、2015年6月26日のことを知らずして、完全に理解することはできません。

この日、アメリカの政治マーケティング会社トップライン・リザルツは、自分たちが行った中間世論調査の結果についてヒラリー・クリントンに内々でざっと説明し、彼女の最大の弱み、ロシア政府にアメリカが生産するウラニウムの内、20%以上の支配権を明け渡す取引に署名し、彼女の夫で元大統領のビル・クリントンもこのウラニウム取引が最終調整に入っていた当時、モスクワのとある銀行で僅か20分間の講演を行っただけで50万ドルも受け取っていたという点だと示しました。

※この2つの事実がアメリカ国民に大々的に知られでもしたら、ヒラリーは確実に負けると報告したということ。
ちなみにこの50万ドルはクリントン元大統領がこれまで受け取ったスピーチ代金で最も高額だったそうです。

この世論調査説明で弱みに付け込むことのできる格好の位置に付けているのがドナルド・トランプであり、それというのもアメリカの国民が彼をヒラリーとは比べ物にならないくらい遥かに最も愛国心のある候補者だと思っているとヒラリー・クリントンは警告されました。

このことで、クリントンはトランプに濡れ衣を着せようと企んだわけです。

その証拠としてまず、クリントンの選挙陣営はトランプの支持率が上がりはじめた2015年12月に、「プーチンとのブロマンスでドナルドを殺処分すべし」というメールをヒラリー支持者らに送り付けています。

そしてトランプが共和党の指名を勝ち取り、ヒラリーと正面から対峙するようになると、クリントンはウクライナとの違法な共謀行為に出ます。いわゆる黒い台帳ファイルというシロモノを左派の大手メディアの支持者らに漏洩し、このせいでポール・マナフォート選対本部長がトランプ陣営を退くに至り、ロシアゲート疑惑が浮上してきた。

【※「黒い台帳」:ウクライナの国家汚職対策局が捜査の際に発見した、親露派の「地域党」(ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ前大統領の政党)の裏帳簿だとか言われているファイル。
マナフォート氏がウクライナから多額の裏金を受け取っていたと噂されていたのですが、ここにきてこの情報のリーク元が国家汚職対策局のアルテム・シートニク局長とセルヒー・レシチェンコ議員で、後者は偽ロシア文書を作成依頼したフュージョンGPSの情報源でもあったことが判明。】

ウィキリークスがすっぱ抜いた2015年12月21日付けのメールです。ザ・ヒル紙の政治評論家ブレント・バダウスキーが、ヒラリーの選対本部長ジョン・ポデスタへ宛てたもの
「プーチンがアサド排除に同意して、こちらの推す連中を空爆するのを止めてくれる見込みは、枢機卿会がいつの日か私をフランシスコ法王の後継に選んでくれるのに比べればほんの少しマシだという程度だ。

最適な対処法は、プーチンとのブロマンスでドナルドを殺処分してしまうことさ。但し、シリアの件であまりプーチンには期待しない方がいい。」

ウクライナで好き勝手やってたのがバレちまったい

ロシアと繋がっているなどというでっちあげの嘘でトランプを不当にも中傷するという法に反する策略に、ヒラリー・クリントンがどうやってウクライナを加担させることが出来たかといいますと、ストラトフォー諜報会社(CIAの民間会社)が「史上最もあからさまなクーデター」と呼んだ事件の背後にいた首謀者の一人が彼女だったからだ、と当該報告書は説明しています。

※ストラトフォーの創始者ジョージ・フリードマンの発言。本人は文脈を無視して引用されたと後にぐだぐだ弁解していますが、ようは欧米で報道されたような民衆による下からの革命ではなく、アメリカ主導のクーデター(政権乗っ取り)でしたと認めたのです。「闇のCIA」と噂される民間シンクタンクのトップがです。

つまり合法的に選挙で選ばれたウクライナ政府を転覆させ、クリントンが長官として率いていたアメリカ国務省で筆頭格の子分、ビクトリア・ヌーランドによって自称“新”政府を設置したという2014年のクーデターです。

ヌーランドは自身の罪を裏付ける秘密の録音を公表されて、「EUの意見なんてどーでもいい」と発言したクーデター立案者として悪名を馳せた人物です。

録音された会話の中で一番重要なのは、当時のジョー・バイデン副大統領がこのアメリカによる“新”政権樹立に賛同した、と彼女が認めてしまっている箇所です。

そして新政権が設置された後には、18億ドル以上ものアメリカの納税者が収めた金が、バイデンの指示によってウクライナの“新”政権の指導層へと移されたのでした。

その見返りとして息子のハンター・バイデンは、ウクライナのエネルギー会社ブリスマ・ホールディングズから何百万ドルもの金をたんまりと貰いました。

バイデンが自分の犯罪を隠蔽し続けるために、次の米国大統領選挙出馬するんです。

ウクライナの大統領選でクリントン゠バイデンの操り人形、ポロシェンコ大統領は米国の民主党がトランプ大統領を権力の座から追い出してくれる筈なので、さすれば自分は米軍の支援を得て正面からロシアへ立ち向かうことが可能となる、と自国民に確約しては選挙活動を展開していましたが、次期大統領となったゼレンスキーはこの汚職から自国に対するヒラリー・クリントンの罪だけでなく、ジョー・バイデンの罪をも暴こうと狙いを定めているのです。

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